島牧中学校では今年度、総合的な学習の時間の学習内容を見直し、その1つに「防災教育」を行います。各学年で異なる目標に対して課題の設定、情報収集・整理、まとめを行います。9月14日には、役場 防災対策室の川原さん、消防署の桑野さん、山下さんに講師として来校していただきました。今後、学習を進め10月25日に「一日防災学校」を行います。新型コロナウイルスの状況を踏まえながらの開催となりますが、地域の方にも参加していただきたいと考えています。その際は、よろしくお願いいたします。
1年生の課題は「島牧村をとりまく自然環境」です。災害時にはどのような危険があるか調査したり、ハザードマップにまとめるために、本目地区と泊地区に分かれてフィールドワークを行いました。
2年生の課題は地震や津波発生時の被害や、島牧中学校にいる時に災害が発生した際の適切な避難方法に関してです。消防署の桑野さん、山下さんから南西沖地震時の島牧村の被害や様子を教えていただき、その後、校内の危険箇所を確認したり、最後は消火訓練も行いました。
3年生の課題は、避難所運営の補助や健康管理についてです。役場総務課 防災対策室の川原さんに避難所の設営や、災害時の健康被害について学習しました。その後、島牧中学校の防災備品を確認し、「おあしす」に移動して段ボールベットの組み立て実習を行いました。