6月6日(木)・17日(月)の2日間をかけて、縄文太鼓の制作を行いました。
島牧では小中9年間を通して「ふるさと学習」というものを行っており、縄文太鼓の制作はその一環です。
小学6年生のときには島牧の土を使い、縄文太鼓の土台である土器を作りました。
中学1年生では焼きあがった土器とご対面。これに太鼓の皮を張るのが今回の作業となります。
この2日間、講師の澤口勝さんにお越しいただき、制作の指導をしていただきました。
【1日目】
音楽室で縄文太鼓の演奏を聴かせていただいた後、技術室に移って制作を始めました。
① 土器にかける銅のリングにちぎった白布を巻いていきます。
※リングに縄をかける際、金属に直接かけると滑ってしまうため
② リングに「玉」をつくりながら、ぐるっと1周縄を巻きます。2個分作ります。
※上下のリングを縄でつなぐ際のひっかかりを作るため
【2日目】
1日目の続きに取り組み、完成を目指します。
① 皮を張るために、まずは皮を水に浸して柔らかくします。
② 土器の上下にリングをつけ、その間を縄でつなぎます。半周で止めます。
③ 上のリングを外し、柔らかくなった皮を土器にかぶせ、再度上のリングつけておさえます。
④ もう1つリングをのせて、皮を引っ張ります。
⑤ ②の続きで、上下のリングの残り半周を縄でつないで完成です!
お疲れ様でした!
2日間、一生懸命頑張り、無事に完成させることができました。
縄をかけている途中でかけ間違いや、かける場所を飛ばしたりしたことに気づいてやり直したりすることもありましたが、ミスらしいミスはこれだけ。順調に進めることができて素晴らしかったです。
この後は、澤口さんが最後の仕上げをしてくれます。
次の縄文太鼓の学習は2学期です。自分で作った縄文太鼓で全校生徒で演奏する、その時が楽しみですね。