11月26日(火)に寿都警察署から3名の講師をお迎えして、情報モラル教室と不審者対策教室を行いました。
情報モラル教室では、インターネットの利用に潜む危険性について学びました。インターネットは便利で私たちの生活には最早欠かせないものではありますが、そこには危険が潜んでいます。「ワンクリック詐欺」「架空請求」といったお金にかかわるもの、「炎上」や「いじめ」といったSNSにかかわるものなど様々です。スマートフォンやタブレットを与える側はフィルタリングを設定したり、約束事を決めたりすること、使う側はこうした危険には近づかない、関わらないようにすることが大事です。それでも万が一ということがあります。困ったことが起きたら、一人で抱え込まずに相談するようにしたいですね。
不審者対策教室では、不審者が入ってきたときの対応について学びました。実際にどのような対応をするのかを以下を実演しながら学びました。
①突然学校に誰かが入ってくる。
②名前や用件を尋ねるも話が通じないことから不審者と判断します。
③退校や制止の注意も聞かず無理矢理校内を歩き回るため、応援を呼ぶ。
④複数人で取り押さえます。
不審者役の警察の方の演技は大きな声で叫んだり、ナイフ(模型)を出して威嚇してきたりと真に迫ったものでした。取り押さえる先生たちも負けずに「動くな!」と大きな声を出したり、さすまたやモップなどの道具を使って距離を取りながら安全に取り押さえました。
もし本当に不審者が入ってきた場合、生徒には安全を第一に避難してもらうので、不審者に対応するのは先生ですが、自分たちが避難する裏でどういった対応がされているのかがよくわかったと思います。いずれ社会に出たときなどは、職場等に不審者がやってくることもあるかしれません。そうした場合は今回学んだことを生かして対応できればいいですね。
最後は、簡単な護身術を学びました。腕を掴まれたり、後ろから抱き疲れたりしたときにどう振りほどくかを教えてもらいました。ペアを組み、教えてもらった技を試したり練習したりしました。また、こうした目にあった場合、攻撃して相手をひるませようとしたり反撃したりするのは相手を逆上させてしまい逆効果だそうです。今回学んだ技などを使って、振りほどいて逃げるのが一番ということでした。








一番。足を抑えたり…

複数人で押さえます。

腕を掴まれたときの対応です


ありがとうございました!
情報モラルの話は、気をつけて生活していたらトラブルを起こしてしまったり巻き込まれたりすることはないでしょう。不審者の話は、私たちの中学校で起きるなんて予想もしないでしょう。ただ、いくら気をつけていても、大丈夫に思えていても、絶対に起きないとは言い切れません。「備えあれば憂いなし」といいます。今日学んだことを大事にしてほしいと思います。