11月28日(木)に3回目のSSTを行いました。
今回のテーマは「”良い”聞き手と話し手の姿を学び、楽しく会話する能力を高める。」です。
会話は言葉のキャッチボールです。そのため「聞く」「話す」両方とも大事になります。今回の講師は鈴木先生です。頼もしい助手(3年生)と共に、聞き上手になるポイント、話し上手になるポイントを教えてくれました。

①聞き上手になるポイント
話している相手の立場になって考えてみましょう。聞く気がない、聞いているのかどうかわからないと話づらいものですよね。逆に、しっかりと聞いている姿勢が見られたり、反応があったりすると話しやすいものです。そう考えると聞き上手になるポイントは次のようなものが挙げられます。
 「相手の顔を見る」
 「うなずき(うんうん)」
 「あいづち(へえ、そうなんだ、なるほど)」
 「質問をする」
 「表情を合わせる」
 「相手の言葉を繰り返す」

②話し上手になるポイント
聞いている相手の立場になって考えてみましょう。自分の方を向いてないで話していたり、呼びかけられていないのにいきなり何か話し出されたりしても、それが自分に話しかけているのかどうかわからないですよね。また、険しい表情で、小さい声で、興味もなく共感もできない話をされても困ります。逆に、話の前に呼びかけてくれたり、こちらを見ながら話してくれたりすると、自分に話しかけているのがわかります。楽しそうな表情で、聞きやすい大きさで面白い話をしてくれると嬉しいですよね。そう考えると話し上手になるポイントは次のようなものが挙げられます。
 「相手の顔を見る」
 「相手に呼びかける(ねえねえ、ちょっといい)」
 「笑顔で話す」
 「聞こえる声」
 「楽しい、うれしい、笑える話題」

その後は、実際にポイントをおさえて話したり聞いたりする練習をしました。さらに、より上手に会話をする「達人の技」を2つ伝授してもらいました。
「ちょいたしの技」 … 質問された場合、+αの情報を付け加える
「かわりばんこの技」… 話を聞いてもらったら「あなたは?」と返す

これを使いこなせば、会話は途切れずに続き、盛り上がること間違いなしです。

最後に、グループごとにサイコロスピーチを行いました。サイコロを振って出た目のお題で話をします。なお、サイコロの目とお題は次の通りでした。
 ① 好きな給食
 ② いま、ほしいもの
 ③ 旅行で行ってみたい場所
 ④ 3つ願いがかなうなら、何を願う
 ⑤ 最近うれしかったこと
 ⑥ 作れるようになりたい料理
どのグループも、上手に話し、上手に聞くことができていました。これからも今日学んだことを生かして楽しい会話をしていってもらいたいです。

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